読書会 2021年8月7日
日時
1月1日(木)
内容

岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「一」、第8段落220ページの終わりから2行目「対立なき超越的対象といえども——」より221ページの終わりから2行目「意識も亦之に於いてある場所でなければならぬ」までを読む。物の影を映す場所から於いてある場所へ、対立的な無から真の無へ… など存在論、認識論の各アプローチがひとつになる箇所と理解。また「自己を空うする」に関して107ページの記述を参照した。(第281回)