読書会 2015年11月14日
- 日時
- 1月1日(木)
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- 内容
第一編第4章第3段落「また実在を直視するというも、すべて直接経験の状態に於いては主客の区別はない」から、第4段落「見ることの極めて普通の現象である」までを読了。
第4章の冒頭に、知的直観が「理想的なる」ものの「直覚である」とある「理想」が、「純粋経験に関する断章」の「具体的統一力」に対応し、ほぼ「観念的(ideell, ideal)」であることを確認した。
また、幼児の直覚と経験を積んだ者の直覚はどちらが豊か、が議論された。(第94回)