読書会 2016年2月27日
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- 1月1日(木)
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- 内容
第3篇第2章「行為下」第4-6段落を読了。直接経験(純粋経験)の立場からは物体の機械的運動も意識現象であり、我々の論理的統一によっ て成立する。有機体の合目的運動において統一はさらに深遠であり「自己の意志を通して幽玄なる自然の真意義を捕捉することが出来る」との西田の考えを第2編第8章「自然」の第4-5 段落を参照しながら確認した。
第5段落では物質力と意志を同一とする点で科学者と西田の見方は一致しているものの、科学者が物質力を本とし、西田が意志を本とする点で正反対であること。第6段落ではさらに意志と動作(物体的運動)が同一物の両側面であることが述べられていることを確認した。(第102回)