読書会 2017年09月30日
- 日時
- 1月1日(木)
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- 内容
西田幾多郎「自覚に於ける直観と反省」を、復習しながら「跋」の5段落目まで(340ページ「余は之により種々の世界とその相互関係とに就て」のまえまで読了。
純粋経験を唯一の実在としてすべてを説明しようとした「善の研究」に対して、この時期は(先験的自我の)自覚によってすべての実在を説明しようとしている点を復習。独断論、批判哲学(カント)の考えかたを整理し、それらに対する西田の立場を確認する内容であった。(第152回)