2021年 8月
7日
(土)
- 時間
- 13:30〜15:45
- 内容
- 西田幾多郎を読む
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「一」、第8段落220ページの終わりから2行目「対立なき超越的対象といえども——」より221ページの終わりから2行目「意識も亦之に於いてある場所でなければならぬ」までを読む。物の影を映す場所から於いてある場所へ、対立的な無から真の無へ... など存在論、認識論の各アプローチがひとつになる箇所と理解。また「自己を空うする」に関して107ページの記述を参照した。(第281回)
2021年 7月
31日
(土)
- 時間
- 13:30〜15:45
- 内容
- 西田幾多郎を読む
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「一」、219ページの第8段落はじめより、220ページの終わりから2行目「真の意識を見るのである」までを読了。(第280回)
2021年 7月
17日
(土)
- 時間
- 13:30〜15:45
- 内容
- 西田幾多郎を読む
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「一」、217ページの第7段落冒頭「知るといふことが自己の中に自己を映すことであり」から段落末の「形式と質料との融合せる対立なき対象を見ることができるのである」までを読む。終わりから3行目の「純なる作用」が意味するところが問題になり、同全集157ページ4行目の「純なる作用」の意味との比較からアプローチを試みたところで議論は次回(31日)に持ち越された。次週24日は西田哲学会と重なるため休会する。(第279回)
2021年 7月
3日
(土)
- 時間
- 13:30〜15:45
- 内容
- 西田幾多郎を読む
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「一」、第6段落216ページの5行目「質量も低次的形相と見るならば」から段落の最後「すべての認識対象を内に包みつゝ而も之を離れ居る意識の野に於いては、此二つの意味が結合すると考へることができるのである。」までを読了。(第278回)
2021年 6月
26日
(土)
- 時間
- 14:00〜15:45
- 内容
- 西田幾多郎を読む(Zoom開催)お問い合わせください
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「一」、第6段落の冒頭「場所」論の認識論的テーゼ「私は自己の中に自己を映すという自覚の考から出立して見たいと思ふ。自己の中に自己を映すことが知るということの根本的意義であると思ふ」を確認し、その後「統一点といふ如きものは知るものと云うことはできない、既に対象化せられたもの、知られたものに過ぎない」の「統一点」が話題になった。216ページ5行目までを読む。(第277回)