山口西田読書会 | 読書会 | 読書会その他カテゴリ

プロトコルとは: 前回の内容のまとめ。末尾に報告者の「哲学的問い」を書き添えてある。
読書会だより: 読書会では講読に先立ちプロトコル末尾の「哲学的問い」についてしばし議論が交わされます。そのエッセンスをまとめたものを「読書会だより」としてブログでご紹介します。
読書会だより

これまでのイベント

2023年 8月 19日（土）

岩波書店『西田幾多郎全集』（旧版）第四巻「場所」の「四」第2段落、252頁の13行目「非合理的なるものを内に包む意志の立場から云えば」から、同段落の253頁12行目「知覚の水平線を越えては物質というものはない」までを読了。（夏季自習3回）

岩波書店『西田幾多郎全集』（旧版）第四巻「場所」の「四」第2段落、252頁の5行目「是に於いて前に場所と考へられた空間は如何なる地位を取るであらうか」から、同段落の252頁13行目「単に場所と考へられた空間と合一し力の場となるのである」までを読了。（夏季自習2回）

夏の試みとして各自がノートを持ち寄り「読書会だより」を参考にしながら岩波書店『西田幾多郎全集』（旧版）第四巻「場所」の「四」第1段落（250頁）から、252頁の5行目「主語となって述語となることなき基体が述語化せられ行くことである」までを復習。（夏季自習1回）

岩波書店『西田幾多郎全集』（旧版）第四巻「場所」の「五」第2段落、275頁の11行目「意識が純粋作用と考へられるにも」から同276頁の11行目「その極限にまで押し進めて行けば、此に到達せざるを得ない」までを読了。（第335回）

岩波書店『西田幾多郎全集』（旧版）第四巻「場所」の「五」第2段落、274頁の9行目「右の如く特殊と一般との包摂的関係から出立し」から同275頁の11行目「矛盾的対立の対象に於いて初めて働くものが考へられるのである。」までを読了。（第334回）