これまでの記録

2024年 413日 (土)

時間
13:30〜15:45
内容
西田幾多郎を読む 
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「左右田博士に答ふ」の前文と「一」の第1段落、290頁の1行目「哲学研究第二十七号に掲載せられた左右田博士の論文を読み」から293頁の2行目「併し自覚の自覚といふ如きは空虚なる言辞に過ぎない」までを読了。冒頭で左右田喜一郎博士の論文そのものは直接には取り扱わないことを確認した。(第349回)
読書会だより
知識を批評する知識の立場

2024年 46日 (土)

時間
13:30〜15:45
内容
西田幾多郎を読む 
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「五」第4段落、288頁の7行目「単に限定せられた述語面は判断の根柢とはなるが」から289頁の最後「一般的述語がその極限に達することは特殊的主語がその極限に達することであり、主語が主語自信となることである」までを読み終え、本日で「場所」を読了。核心ともいえる記述のプロトコルは広島大大学院のW.O.氏に託された。(第348回)
読書会だより
矛盾的統一の述語面

2024年 324日 (日)

時間
09:30〜16:30
内容
論文発表会「饗宴 2024」 
山口大学教育学部を哲学、文学の論文で卒業する学生たちの論文発表会と市民による激励の質疑応答(第347回)

饗宴のページ
発表論文ページ

2024年 323日 (土)

時間
13:30〜16:00
内容
村上春樹を読む 
県政資料館での論文発表会「饗宴 2024」のプレイベントとしての村上林造教授の文学対話。テキストは村上春樹「あしか祭り」。3回シリーズの2日目(第33回)

2024年 316日 (土)

時間
13:30〜15:45
内容
西田幾多郎を読む 
岩波書店『西田幾多郎全集』(旧版)第四巻「場所」の「五」第4段落、288頁の3行目「述語が主語を包むといふ考から云えば」から288頁の7行目「矛盾的統一の述語面に於てはじめて述語面が独立となるのである」までを再読。述語面における自己限定と主語面における自己限定を別々の過程としてとらえる質問があり、これを「限定することのできない何物か」の両面であることの理解へと導くことで大方の時間を費やすことになった。「場所」論のクライマックスにふさわしい熱い議論が展開された。 尚、議論の過程で第四巻の「知るもの」二の第3段落「私は右の如き考から変ずるものといふものを考える」以降(旧全集330頁)が参照されたことを付記しておく。(第346回)
読書会だより
いかにして一般は個になるか