※著者肩書きは発表時のものです

読むとはどういうことか
—石原千秋『読者はどこにいるのか』を読む—

唐露山口大学 大学院 東アジア研究科

私たちは日ごろ読書をしています。しかし「読むとはどういうことか」を考えることはめったにありません。今日は『読者はどこにいるのか』(石原千秋著)を手がかりにして、テクスト論(読者論)の立場から、皆さんとご一緒に「読むとはどういうことか」、「小説を読むということと哲学書を読むということはどう違うのか」といった問いを考えていきたいと思います。それが「人間」について思索するヒントになれば幸いに存じます。
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