これまでの記録

2016年 227日 (土)

時間
13:30〜15:45
内容
『善の研究』第三編 第2章「行為 下」
第3篇第2章「行為下」第4-6段落を読了。直接経験(純粋経験)の立場からは物体の機械的運動も意識現象であり、我々の論理的統一によっ て成立する。有機体の合目的運動において統一はさらに深遠であり「自己の意志を通して幽玄なる自然の真意義を捕捉することが出来る」との西田の考えを第2編第8章「自然」の第4-5 段落を参照しながら確認した。 第5段落では物質力と意志を同一とする点で科学者と西田の見方は一致しているものの、科学者が物質力を本とし、西田が意志を本とする点で正反対であること。第6段落ではさらに意志と動作(物体的運動)が同一物の両側面であることが述べられていることを確認した。(第102回)

2016年 213日 (土)

時間
13:30〜15:45
内容
『善の研究』第三編 第2章「行為 下」
第三編、第2章「行為 下」第4段落「更に余が——」から始まる最初の文の終わり「意識が物体を作るのである」までを読了した。(第101回)

2016年 130日 (土)

時間
13:30〜15:45
内容
開催100回記念講義
佐野之人山口大学教授より第100回記念講義として「何故西田は『善の研究』において道徳から宗教への移行を語らなかったのか」が発表された。質疑応答の後しばらく休憩し、これを共通の問いとして全員で対話する「饗宴」を実施した。